2012年1月26日木曜日

Blender手探りメモ:アニメーションつづき

アニメーションやるなら、絶対に必要だと思う機能。

「キーフレームの値のコピー」

Blenderの事なので、実現する道は一つだけじゃないっていう感じもするのですが、とりあえず自分がやれた方法をやってみます。

アニメーションでいろいろぐりぐりやるためには、Graph Editor が必須です。
Graph Editor を開くには、これまたいろんな方法がありますが、ここでは楽して、プリセットで用意されているメニューを使います。


画面上の方にある、Animationを選択します。











アニメーションに向いた画面ビューになります。
このビューに切り替える方法は、他にも、
Ctrlキーを押しながら、 矢印キー左右で、画面を順番に切り替えることができます。

















左下がGraph Editorです。 左上は、Dope Sheetです。
グラフエディタは、ホイールをぐるぐる回すことでズームしたりできます。
マウス中ボタン(ホイール押し)で、表示範囲をドラッグできます。

グラフのX軸とかY軸に当たる部分をドラッグすることでグラフの表示をスクロールできます。
あと、見づらいですが小さいグレーの●をドラッグすると、表示範囲を変えることができます。



グラフの表示範囲が広すぎて、いまいちカーブが調整しづらい時に、ここで表示範囲を調整しましょう。








横軸がフレーム数で、縦軸が変化の値です。

1フレームの値を全部コピーして60フレームに持って行く狙いなので、
まず、1フレーム目のキーを全部選択する必要があります。

Bキーを押して範囲選択モードにしてから、1フレーム目のキーを全部選択します。
縦長に選択する感じになりますか。














キーを選択したら、Keyメニューから、Duplicateを選択します。














これでキーの値がコピーされたので、そのままずるずると、60フレームまで動かします。
クリックしちゃうと、決定しちゃうので、クリックしないように。
このとき、Xキーを押しておけば、横移動だけに固定できます。 
Blenderでおなじみの機能で、こんなところにも対応しているとはさすがです。














これで、キーの値が60フレームにコピーされました。
アニメーションを再生すると、ループした感じになるはずです。


さて。
60フレームまでのアニメーションなのに、デフォルトでは250フレームになっていて、再生時に余計な時間がかかって邪魔です。

60フレームまでのアニメーションにしてしまいましょう。
60フレームに、緑色のカレントフレームの線を移動して、
Time Line の、Frameメニューから、Set End Frame を選択します。











これで、1~60フレームまでの範囲になりました。


再生すれば、ループしてくれます。





歩きとか走りのアニメーションを作るとき、キーの値のコピーは必須です。
もうちょっと楽にできそうなのですが、何かあるんでしょうか。
時間があったら調べたいところです。



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