「キーフレームの値のコピー」
Blenderの事なので、実現する道は一つだけじゃないっていう感じもするのですが、とりあえず自分がやれた方法をやってみます。
アニメーションでいろいろぐりぐりやるためには、Graph Editor が必須です。
Graph Editor を開くには、これまたいろんな方法がありますが、ここでは楽して、プリセットで用意されているメニューを使います。
画面上の方にある、Animationを選択します。
アニメーションに向いた画面ビューになります。
このビューに切り替える方法は、他にも、
Ctrlキーを押しながら、 矢印キー左右で、画面を順番に切り替えることができます。
左下がGraph Editorです。 左上は、Dope Sheetです。
グラフエディタは、ホイールをぐるぐる回すことでズームしたりできます。
マウス中ボタン(ホイール押し)で、表示範囲をドラッグできます。
グラフのX軸とかY軸に当たる部分をドラッグすることでグラフの表示をスクロールできます。
あと、見づらいですが小さいグレーの●をドラッグすると、表示範囲を変えることができます。
グラフの表示範囲が広すぎて、いまいちカーブが調整しづらい時に、ここで表示範囲を調整しましょう。
横軸がフレーム数で、縦軸が変化の値です。
1フレームの値を全部コピーして60フレームに持って行く狙いなので、
まず、1フレーム目のキーを全部選択する必要があります。
Bキーを押して範囲選択モードにしてから、1フレーム目のキーを全部選択します。
縦長に選択する感じになりますか。
キーを選択したら、Keyメニューから、Duplicateを選択します。
これでキーの値がコピーされたので、そのままずるずると、60フレームまで動かします。
クリックしちゃうと、決定しちゃうので、クリックしないように。
このとき、Xキーを押しておけば、横移動だけに固定できます。
Blenderでおなじみの機能で、こんなところにも対応しているとはさすがです。
これで、キーの値が60フレームにコピーされました。
アニメーションを再生すると、ループした感じになるはずです。
さて。
60フレームまでのアニメーションなのに、デフォルトでは250フレームになっていて、再生時に余計な時間がかかって邪魔です。
60フレームまでのアニメーションにしてしまいましょう。
60フレームに、緑色のカレントフレームの線を移動して、
Time Line の、Frameメニューから、Set End Frame を選択します。
これで、1~60フレームまでの範囲になりました。
再生すれば、ループしてくれます。
歩きとか走りのアニメーションを作るとき、キーの値のコピーは必須です。
もうちょっと楽にできそうなのですが、何かあるんでしょうか。
時間があったら調べたいところです。
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