2012年6月3日日曜日

Cheetah3D:アニメーション

アニメーションの記録の手順などやってみます。

まずはカスタムレイアウトにして、アニメーション編集向きの画面にします。














画面の下にある、フレームの幅を、60くらいにします。
60フレームなので、約2秒分です。(30フレームで1秒の場合)

端っこの部分をドラッグして、左に動かせば良いです。
連動して、Fカーブエディタの幅も変化します。








1秒が何フレームなのかは、
アニメーションメニュー → フレーム単位 で設定します。

こんなウインドーが出ます。







では、アイドリングアニメーションと想定して、ちょっとキーフレーム操作をやってみます。
アイドリングは、「呼吸」とか「ニュートラルポーズ」とか、いろいろな言われ方してますが、とりあえず、「キャラクターが停止している時のアニメーション」という感じです。

まずは、動かす対象を選択します。
Rootの骨からにしましょう。


オブジェクトブラウザで、Rootを選択します。




















3Dビューで、マニピュレーターを操作して、ちょっと下方向にうごかし、腰を落とした感じにします。


オブジェクトを動かしただけではキーは記録されません。
(自動記録にしていた場合は、マウスボタンを離したときに記録されます)








キーフレームを記録するには、赤い丸の記録ボタンをクリックします。















位置、回転、拡大縮小をONにしてたので、すべてキーが記録されました。







アイドリングのアニメーションは、”ループ”するので、ループ用の設定をします。
最初の動きと、最後の動きが、全く一緒であれば、ループしたときになめらかにつながります。
なので、最初のフレーム「0フレーム」のキーを、最後のフレーム「60フレーム(図の場合)」にコピーしちゃえば、全く一緒になります。

キーのコピーは簡単です。
まず、キーを選択します。
キーは、青い四角形の部分で、それをクリックすれば選択できます。
クリックしたとき、赤くなるので、選択されたことがわかります。



















選択したら、コピーです。
編集メニューのコピーの他、おなじみのショートカットも使えます。















コピーしたら、カレントフレームを移動します。
カレントフレームは、キーの下に表示されている、三角形の部分で設定します。
三角形を、ドラッグすると、カレントフレームを動かせます。

カレントフレームを、60フレームに合わせます。







カレントフレームを移動したら、ペースとします。















キーが60フレームにも記録されました。






キーのコピーで注意する点は、
・コピーするときは、クリックで選択だけでOK。(カレントフレームはどこに設定されていても良い)
・ペーストするときは、必ずカレントフレームが設定されている所。
です。
まず、設定したいフレームまで、移動してから、
コピーしたいキーを選択してコピー → すぐさまペースト。
という流れでやるのが良いと思います。


コピーしたので、0フレームから60フレームまで、すべて同じ動きでループするようになります。
まあ、再生ボタンを押しても何も変わりません。
値は一切変化してないので。

ループアニメーションの下地ができたので、変化をつけましょう。
真ん中の30フレームに、カレントフレームを合わせます。







オブジェクトブラウザで、Rootを選んで、すこし上に動かします。
動かしたらキーを記録します。















こんな感じのカーブになりました。
上方向に動かしたので、「位置.Y」が変わってます。







左側の、各パラメーター名が表示されているところを、クリックすることで、選択を切り替えられます。
位置.Yだけ表示するとこんな感じ。







これで、再生してみると、腰が上下に動く感じになります。

あとは、0フレーム目で適当なポーズをつけてキーを記録し、それらを60フレームに全部コピーします。
その後、真ん中の30フレームで、ポーズに変化をつけることで、アイドリングのアニメーションを構築していきます。
当然、ポーズの変化は30フレームだけに限らず、15だとか20とか、もっと半端なところでも、キーを記録していけば良いのです。
慣れるまでは、キーを記録するフレームは、一定の場所にする方が楽です。

記録して、調整して、また記録して・・・・という果てしない繰り返しになりますw 
でも、動くとやっぱり楽しいのです。

0 件のコメント:

コメントを投稿