Blender手探りメモ：モデファイア ミラー

今回もモデファイア。
たぶん、最も使用頻度が高いんじゃないかと予想する”ミラー”です。

オブジェクトの半分側だけでモデリングするって言う方法に使います。
右半分だけのこして、X軸で反転するってのが一般的でしょうか。


半分だけにしたモデルを用意します。

ミラーを選択。

反対側が現れました。
オブジェクトモードでは、一体化してみえます。

でも、エディットモードにすると・・・・

このように、半分しかありません。


















この状態で頂点など移動してみると、反対側も移動します。
片側だけいじれば、全体が変化します。

モデファイアメニューには、いろんな設定があります。

Axisは、デフォルトでXですが、他の軸にすることもできます。
前後のミラーとか上下のミラーとかですね。




Mergeにチェックを入れると、ちょうど真ん中の頂点を、１個の頂点として扱ってくれます。
（左右反転しているだけなので、中央部分は頂点が２個重なっている状態なのです）

Merge Limitで、頂点をくっつける距離を指定します。
この範囲内なら、ぴったりくっついてくれます。







ミラーの設定は、例によってApplyをしないと固まりません。

Applyをクリック。












オブジェクトが一体化しました。
エディットモードにしてみれば、一体化しているのがわかります。
この状態になると、片側だけいじっても、片側しか変化しません。

例に出した適当なオブジェクトだと微妙ですが、人体をモデリングするときとかは、必須の機能です。
手間が半分ですむのは大きなメリットです。