mi-zmix's Gimmicks: modo：ミラーコピーで左右対称にする

左右対称になってなかった、コンチクショウを、
強引に左右対称にしてみましょう。

modoの場合、以下の方法をつかわなくても便利に左右対称にできるツールがあるのですが、それはまたの機会に。

さてこいつですが・・・

まず、胴体の中央にエッジがないので、エッジループ追加でエッジを作ります。

エッジメニューの「ループ追加」です。

「ループ追加」のプロパティで、
”位置の表示”に、チェックが入っていることを確認してください。

追加したいエッジ上をクリックしてドラッグすると、％で位置が出るので、ちょうど50％になるように合わせます。

位置の入力ボックスに、数値を直接入力してもいいです。
（その方が確実だね・・・）

ループが追加されました。

こいつは、頭と胴体が同じメッシュ内だけど、ポリゴンは離れているので、胴体だけにループが追加されてます。

このエッジを境目にして、半分だけ選択します。
いろいろやり方はありそうですが、
とりあえず、頭が邪魔なので、ポリゴンモードにして、頭をダブルクリックします。
すると、ポリゴンが全部選択されます。
頭の部分だけで閉じた状態になっているので、頭だけ選択されるのです。

ポリゴンを選択したら、
”H"キーを押します。
選択したポリゴンが非表示になります。

こわｗ　

非表示を、再び表示するには、
”U"キーを押します。

マウスの中ボタンドラッグで、投げ縄選択にして、体の半分を囲みます。

中ボタンドラッグって、マウスによってはやりづらいのですが、
これは、裏側に見えていないポリゴンも投げ縄の中に入れて選択するという操作です。
左ボタンでドラッグする投げ縄では、裏面のポリゴンは選択されません。

他の方法として、
表示をワイヤーフレームに変えることで、裏面のポリゴンも選択に含めることができます。

ずぎゃっと消します。

エッジモードにして、切れ目のエッジをダブルクリックし、エッジループ選択にします。

この状態のまま、ALTキーを押しながら、頂点モードを選択します。
ALTキーを押すと、画面上のモードの切り替えボタンが変化します。

通常は頂点となっているところが、「変換」となっています。

ALTキーを押して、変換状態の頂点モードを選択すると、

このように、エッジループ上の頂点がすべて選択されます。

エッジループの選択部分を、頂点の選択部分に変換したわけです。

頂点を選択したまま、頂点メニューの”センタリング”を選択します。　

上から2番目ですね。

頂点の中心移動というダイアログが出てくるので、軸を選択します。
X軸上で０の位置にしたいので、Xを選択します。

選択したらOKで。

これで、選択していた頂点のX軸の位置は、０になったはず・・・・

カメラを正面からの表示にしてみました。

大丈夫そうです。
そろってます。

では、これをミラーコピーして、反対側を作ります。

複製メニューの、鏡面コピーを選択します。

プロパティをいろいろ調整しましょう。

軸はX軸上にコピーしたいので、Xです。
角度は０度。

複製エフェクタの、ポリゴンを反転はチェックしておきます。
ミラーにすると、基本的にポリゴンは裏返るようなので、
改めて反転させる必要があります。

頂点を結合にチェックをしておけば、
同じ位置（この場合X軸上の０）のだぶった頂点が結合されて1個になります。

適用をクリックします。

こんな感じです。
足下に出ている表示が、鏡面コピーのツールを操作するものです。
紫色の平面が、鏡面の”鏡”を表す表示です。

この平面は、水色のハンドルをドラッグすることで、いろいろといじることができます。
現実世界で、鏡を立てて置いた時ようなイメージですね。
傾けたり回したりできます。

プロパティの数値入力で操作もできます。

ミラーコピーされて、反対側の胴体ができたので、ツールを解除します。

改めて、真ん中のエッジをループ選択します。