2012年10月8日月曜日

Cheetah3D:シンメトリーの差

長い間わからなくてすっきりしなかった「シンメトリー」の使い分けが、やっと理解できました。
というわけで、メモ。

チーター3Dのシンメトリーの設定は2個あります。
”クリエーター”のシンメトリー
と、
”モディファイア”のシンメトリー
です。

シンメトリーは、「物体を半分だけ作って、残りの半分は反転コピーさせちゃおう」という機能です。

シンメトリーにむいているのは人型ってことで、こんなの使ってみます。
















まず、モディファイアのシンメトリーから。
胴体部分は、原点を中心にして左側しか作ってません。(カメラから見ると右側)

モディファイアのシンメトリーを適用しているので、ないはずの半分側も存在しているように見えます。











プロパティメニューから、モディファイアを切ってみると・・・


モードでモディファイアのチェックボックスのチェックをはずします。














このように半分だけです。















モディファイアのシンメトリーを使うときは、オブジェクトの「子」にします。

名前がわかりづらくてすいません。
モディファイアは、緑のチーター顔? アイコンです。

モディファイアをオブジェクトの子にすることで、シンメトリーとなります。
これは、オブジェクトのローカルの原点を基準にして、左右対称にするもののようです。






肩や腕、脚などのパーツは、クリエーターのシンメトリーを設定しています。
クリエーターのシンメトリーは、オレンジのチーター顔? アイコンです。

ためしに、肩パーツを、クリエーターのシンメトリーにしてみると・・・

こんな感じです。
オブジェクトのローカルの原点を基準にするので、肩の場所で左右対称になりました。













体のパーツは、体の中心を基準にして反対側に左右対称の物ができてほしいので、こういうときにクリエーターのシンメトリーを使います。
クリエーターのシンメトリーの場合は、オブジェクトをシンメトリーの子にします。
モディファイアと逆です。


あいかわらず名前がわかりづらくてすいません。











こんな感じで、思惑通り肩っぽく配置されました。


見ての通り、クリエーターのシンメトリーは、ワールド座標の原点を基準にしています。
このため、ちょうど反対側のいい感じのところに、左右対称のオブジェクトが作られるわけです。












いままで、ワールド原点=オブジェクトのローカル原点でしか作業してなかったので、わからなかったといえますね・・・
謎が解けてすっきりしました(´ω`)
















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